北東北発 気象予報士&防災士によるブログ。忘れたころに、たま~に更新してます


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顕著な内暈(22度ハロ)出現

6月29日正午ごろ、顕著な日暈が出現しました。
今回の日暈は、太陽を中心として視半径22度のところ現れる内暈(22度ハロ)です。

これはもっともよく出現するタイプの日暈で、私は年に数十回くらいは見かけています。
ところが、今回ほどはっきり、くっきりと出現し、輪の内側が暗くなっているのを見たのは生まれて初めてでしたので、ご報告します。

日暈は、上層に薄い雲(氷晶で構成されている)が広がるとき、その氷晶で太陽光が屈折(色により屈折率が異なる)し、太陽光に含まれているさまざまな色が分離して、出現するものです。

観天望気としては、暈が出現すると天気は下り坂に向かうことが多く、天気が崩れる予兆として知られています。今回もその後天気が崩れました。



写真1枚に収まりきらない大きさです。
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写真2枚に分けて撮影し、合成してみました。
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下の方には、短いですが、水平にうっすらと虹色の帯が見えます。これは環水平アークの一部であるかもしれません。環水平アークであれば、条件がよければ方位角にして最大108度まで広がり得ます。環水平アークでないとすれば、外暈(46度ハロ)の一部である可能性もあります。今回は、ほんの一部しか見えませんでしたので、どちらかの判断はできませんでした。

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大気光学現象の場合、出現する場所はほぼ決まっています。あらかじめ知っていると、すぐに探すことができて便利です。

内暈:太陽の位置を起点に視半径22度の同心円
外暈:太陽の位置を起点に視半径46度の同心円
幻日:内暈と、太陽の中心を通る水平線との交点
タンジェントアーク:内暈と、太陽の中心を通る鉛直線との交点
太陽柱:太陽の中心を通る鉛直線上
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by yt-otenki | 2010-06-30 23:59 | 大気光象

戦闘機の音

先日、大館市南部で米軍機の騒音の影響で、比内地鶏が86匹圧死した事件が報道されていましたが、このニュースを聞いて、中学時代のことを思い出しました。

当時は、私の母校上空(大館市北部)で、戦闘機(米軍機か自衛隊機かは不明)が低空飛行して爆音を残し授業が中断することがたびたびでした。あるときは、校舎に戦闘機が突っ込んできたかと思うほどの爆音と揺れで、みんな死んでしまったかと思いました。

グランドで体育の授業をしているときなどは、グランドの上空で戦闘機が低空で宙返りしたりしていることが何度もありました。 訓練してるんだか遊んでいるんだかよくわかりませんが、三沢への行き帰りの途中だったんでしょうか。

うちの連れによると、うちの娘(まだ小さい)が、昨日だか一昨日に自宅上空を通過した戦闘機の音に怯えていたそうです。音量はたいしたことなかったそうですが、あの独特の響きは恐怖感を煽るのかもしれません。

基地周辺に住んでいる方々は、ほんと大変だと思います。
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by yt-otenki | 2010-06-26 22:54 | 地元ネタ

オオタカネバラにハチがぶ~んとやってきました

オオタカネバラの香りに誘われて、「ぶ~~ん」と、ハチがやってきました!
脚になにか抱えていますね~。

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場所は大館市北部の長走風穴の周辺です。標高200m前後にも関わらず、風穴から流れ出す冷気(※)のため亜高山帯以高に分布するような高山植物が8種類群落をつくっています。そのうちの一つが今開花期を迎えている「オオタカネバラ」です。

※真夏でも5℃以下の冷風が吹き出しています。昨夏測ったところ、某倉庫では7月下旬~8月上旬で、0℃~2℃でした。

長走風穴周辺の高山植物群落は、国指定の天然記念物になっていますが、指定地の内外で、普通の山野草も手軽にたくさん見られます。一桁国道沿いにあり、バス停も駐車場もあり、アクセスが非常によく、解説板も多く山野草観察の初心者にはうってつけの場所です。

注意) ここに、高山植物群落の指定地は2つありますが、第1指定地、第2指定地合わせて100種類の植物があり、そのうち8種類がいわゆる高山植物といわれています。指定地の植物全てが高山植物というわけではないのでご注意を!

また、商売目的や自宅の庭に植えようとして、山から植物などを採って持ち帰ることを、、「盗掘する」といいます。生態系への急激な変化や生物多様性の保存に悪影響を及ぼす恐れがあるので、植物は見たり写真に撮るだけにしたいものですね! 

駆除対象となっている植物はまた別の話だとは思いますが・・・。 
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by yt-otenki | 2010-06-13 23:59 | 生物

雷雨 積乱雲から黒い筋

先日ラジオにノイズが入り始めたので、少しして空に目をやったところ、電光と雷鳴がありました。
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積乱雲の底から地表に向かって黒い筋が見えます。狭い幅で、雨が勢いよく降っているようです。このような場合、付近でひんやりとした突風が吹いている場合もあります。


この日は、上空に寒気(500hPaでマイナス20℃以下)が入って大気の状態が不安定になっていました。それに、日中の日射が加わり、さらに大気の状態が不安定になり、山沿いで雷雲が発生しました。大館地方には、八甲田~十和田湖そして青森秋田県境付近の山岳部で発生した雷雲が、上空の北東の風に乗って南下してきました。気象庁が5月の末から始めた竜巻発生ナウキャストでは、大館の竜巻発生確度は1でした。もう一段階上がると竜巻発生注意情報が出る状況でした。 

5~6月、大館地方の果樹などがひょう害に見舞われることがありますが、よくあるパターンは上空に寒気があり、上空の風向が西北西~北西の場合に、青森秋田県境や田代岳付近で発生した雷雲が大館盆地に流れて、ひょうを降らせる場合です。

今回とは風向が全く違います。雷雲もいろいろな方向から流れてくるので、「西の空が暗ければ・・・」などといった固定観念は持たないほうがよいです。

私の場所では土砂降りとなりましたが、近隣のアメダスでは降水量ゼロでした。夏場の積乱雲によるにわか雨は、非常に狭い範囲で降る場合があるので、同じ市内でも天気が全然違うということがよくあります。

さらに降雹や突風の範囲はもっと狭いです。降雹被害や突風被害が発生しても、市街地から離れたところの場合は、地域の人だけが知っていて、世の中では知られていないといった場合も少なくありません。
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by yt-otenki | 2010-06-07 23:59 | シビアな現象