北東北発 気象予報士&防災士によるブログ。忘れたころに、たま~に更新してます


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雨上がりの山肌


雨上がり、山肌にはなにやら白いものが・・・
ちょっと幻想的な世界です。
濃くなったり薄くなったり形を変えながら、少しづつ動いています。

これは上空を流れてきて、そこにとどまっている雲ではありません。
ここで発生している雲です。

何故、雨上がり? 単純に、山に降った雨が蒸発してまた雲に戻ったと考えて差し支えないと思います。

雲粒→雨粒→水蒸気→雲粒

山肌に降ると、サイクルが早いですね~。

山肌に雨が降ると、雨滴の一部はまず樹木(樹冠/canopy)で遮断(intercept)されます。そしてその残りが下方へ通過(throughfall)して、背の低い草花へ到達。ここでもその一部が遮断され、その残りが地面に到達します。

よって、山肌の森林帯では、水分を蓄えている植生などの表面積は相当大きくなります。
すなわち、空気中へ大量の水蒸気を供給できる環境にあるわけです。
これら降水を捕らえた植生からの蒸発のことを遮断蒸発(evaporation of intercepted precipitation)といいます。(年間に降った雨の2割~3割はこのような形で大気中へ戻るとも言われています)

なお、雨が降らなく晴れた日は、植生は気孔から水蒸気を放出(蒸散/transpiration)して、大気に大量の水分を供給しています。

大雑把に言って、降った雨から、これら蒸発と蒸散(合わせて蒸発散/evapotranspirationと呼ぶ)を取り除いた分が、地下を通じて河川へ流出して、海へ戻ると考えることができます。

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図 雨上がりの山肌に層雲(stratus)が発生
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by yt-otenki | 2006-08-30 23:59 | お天気

上層の雲

ここ数日は、下図のように上層の雲が目立つようになってきました。写真のような巻雲のほかに巻積雲も出ています。真夏の酷暑が続いたあとに、ちょっとだけ秋の気配を感じさせてくれる巻積雲を見るとほっとしてしまいます。
大館では今日で5日連続、最低気温が20℃を下回り(16-19℃)、平年並みの朝となっています。日中は相変わらず昇温して暑いですが、じめっとした感じがないので、助かっています。

ところが、熱容量の大きいRC造のアパートは今夏の暑さを蓄熱してしまっているので、夜窓を閉めるとどんどん温度が上がってきます。

RC造屋内は、木造に比べると、季節変化が一ヶ月くらい遅い感じがします。秋が遅く、春も遅いです。

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↑8/27の空 巻雲(Cirrus)
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by yt-otenki | 2006-08-28 23:59 | お天気

夏も終わりが見えてきました

上層では、西よりの風が一頃より強く吹くようになり、青空のキャンバスにはこれまでとは違った雲が描かれるようになってきました。地上の天気図を見ると北日本には大陸から移動性の高気圧がやってくるようになりました。季節の変化を感じさせてくれます。

夏場の暖かく湿った空気(台風10号が持ち込んだ影響も大きいと思われます)は一掃され、可降水量も一頃の半分以下まで少なくなっています。
8/18 21:00 67mm
8/26 09:00 27mm。
ワイオミング大学HPにより出力

北東北の8/26朝の気温は15℃~20℃のところが多くなっており、日中は30℃前後まで昇温しても、朝の涼しさがあるので、なんとか持ちこたえることができます。じめじめ感はなくなり、午前中は木陰にはいるとひんやりした感じがあります。

この調子で秋に向かって進んで欲しいものです。
そうはうまくいかないのがお天気の神様ですが・・・

ところで、26日の午後、大曲の花火会場で突風が吹いてケガ人が出た模様です。状況はまだよくわかっていないようです。とりあえず速報まで。
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by yt-otenki | 2006-08-26 23:59 | お天気

温度って何? 曇って何? 子供向け科学教室

近々、小学生向けにお天気の話をすることになっていますが、今考えているテーマはこれ。

1.温度って何? 
2.曇って何?

この基本的なところを考えてもらってから、放射温度計による温度の観察と雲の観察をしたいと思っています。温度は予想をしてもらってから測ることにします。 前回やったときも、予想と結果がかなりずれていて、意外と温度の高いところ、意外と温度の低いところがあって驚いたようでした。

また、暖かい部屋と冷たい部屋の間のドアを開放すると、開口部の上下で逆の空気の流れがありますが、その理由を考えてもらったりしました。

今回は、雲を観察すると空の空気の流れがわかるということ。高さによって風の向きや雲の種類が違うこと、どういうところで雲が発生してどういうところで雲が消えるのかとか、そういう点も考えてもらおうかなと思っています。


立体的に自然を観察して、科学的なものの見方、柔軟な発想を引き出していけるように配慮したいと思っています。

ところで、これをお読みの皆さん、上の1と2の答え、すぐわかりましたでしょうか?(理系出身の人はもちろん覚えていることとは思いますが。)

2は小中学校で習うような気がしますが、1は高校くらいで習うんでしたかな?忘れてしまいました。
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by yt-otenki | 2006-08-23 23:59

早く涼しくならないかな~

秋田市では16日以来今日まで7日連続熱帯夜(最低気温25℃以上)となっているようです。これは気象台が明治に観測を初めて以来初めてのことだそうです。

内陸地方の大館などでは、今年熱帯夜は一度もありません(少なくてもここ数年はありません)が、20℃を上回っている日(真夏夜)が続いているため寝苦しさを感じています。

平年であれば、この時期、大館の最低気温は18-19℃です。年によっては15℃以下になることもあります。なので今年のように20℃以上の日が9日間も続くと、疲れがとれずぐったりとしてしまいます。

台風10号が北日本に持ち込んだ暖かく湿った空気が一掃されれば、平年並みまで気温が下がってくるとは思うのですが、早く涼しくならないかな~
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by yt-otenki | 2006-08-22 23:59 | お天気

なんだか蒸し暑いと思ったら・・・

最近、午後になるとお決まりのように、どこかかしらで警報級の夕立が降っているようです。それもそのはず。下層大気が湿っているので大気が対流不安定で、雲が発達しやすいのです。下層(上空1500m付近)の相当温位(Equivalent Potential Temperature)は340K以上となっています。

秋田上空の高層観測のデータをワイオミング大学HPで入手してみると、ここ数日は、大気が水蒸気をたっぷりと含んでいることがわかります。

可降水量(Precipitable water)
という指標で見てみましょう。
これは、地表から大気の上端までの単位気柱に含まれている水蒸気をすべて凝結させて雨として落下させたと仮定した時の降水量です。実際は、周囲から水蒸気が集まってくるような時はこれを上回る降水量になることもあります。

これによると、8/5-8/9までは30mm台だったものが、8/17~8/21は60mm前後で推移しています。ここ数日は、とても大気が湿っていることがわかります。SSIは連日マイナスになっています。

大陸ではN40度付近までジェット気流が南下(出現)してきているようです。上空のトラフも北日本にさしかかるようですので、日本海北部にある台風くずれの熱帯低気圧や周囲の暖かい空気を日本の東へもっていって(または和らげて)くれると、北日本では週末くらいには、猛暑も一段落しないかな?だめかな?少なくとも、朝の寝苦しさは少しは解消してくる(北東北内陸で最低気温20度以下)のではと期待したいところです。

日中の気温は30℃前後でもいいので、水蒸気量が少なくなって(湿度が下がって)、そして夜間、気温が下がってくれると、だいぶ楽になるんですがね~

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図 上空1500m付近の気温分布 (韓国気象局HPより)
北東北には20℃の暖域があります。暑い!これは日本の南海上やルソン島北部よりも高いです。ところで、バイカル湖以北では1500m上空で0℃前後、地上でも5℃以下となっているところもあり秋の訪れを感じさせてくれます。
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by yt-otenki | 2006-08-21 23:59 | お天気

太陽のまわりに内暈 

19日昼ごろ、太陽のまわりに内暈(22degree's halo)が出ていました。
太陽の周辺に上層雲がかかっていると見えることが多いです。
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↑図 2006/8/19 昼ごろ (秋田県大館市)


今日はとても蒸し暑い1日でした。数日前の空はとっても青い空で、遠くの山々もくっきりと見通せましたが、今日は、もわ~とした感じで遠くの山々もくっきりとは見えません。

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図 8/19の空 空の大部分を厚めの上層雲が覆い、その下に下層雲である積雲が出ています。
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by yt-otenki | 2006-08-19 23:59 | 大気光象

猛暑が続いています

猛暑が続いています。

大館、鷹巣、弘前などで36度を突破しました。
大館では6年ぶり、弘前では2年ぶりの36度超です。

暑い! 暑い!

大館では、7月は30℃超の真夏日が1日しかありませんでしたが、8月は今日までの17日間のうち14日間も真夏日となっており、梅雨明け後、安定した夏空が続き猛暑が続いています。

7/7~8/17までの42日間の総降水量(大館アメダス)は48mmしかなく、市内の一部地域では水源が枯渇しているところもあるようです。

各河川の流量はかなり少なくなっていますが、上流部での激しい雨などで、突然水位が急上昇することがあるので、水遊びで川に入るときは、頭上では雨が降っていなくても要注意です。
集水域(流域)全体の天気を考えて行動したほうがいいと思います。
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by yt-otenki | 2006-08-18 23:59 | 高温・低温

大文字焼きと花火 ちょうどよい東風で最高

(8/20記載)


8/16は大館大文字焼き。鳳凰山(520m)の斜面にある「大」という字が20時に点火されます。
花火も20時から。今年も東風がよく吹き、暑さを和らげてくれるだけでなく、蚊をも追いやり、そして何よりも、花火の打ち上げ後の煙を西側へ流してくれるため、最高の風でした。

空を見ると1回目の花火の煙、2回目の花火の煙、3回目の花火の煙が、だいたい等間隔に並んで西側へ流れていました。形はいづれも逆「く」の字でしたので、ある一定の高さのところに風の強さのピークがあったかもしれません。

もし、風がないとせっかくの花火が煙にかくれて台無しです。

この日は、雲もあまりなく天の川を横切る人工衛星や飛行機が見えました。最寄の空港には1日数便しか離発着しませんが、上空は、この時間たくさんの飛行機がとんでいるんですね。
ひっきりなしに、北へ向かう飛行機が頭上を飛んでいてびっくりしました。どこへ行く便かな?


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by yt-otenki | 2006-08-16 23:59 | 地元ネタ

8/10付け記事に図や写真を追加

8/10付け記事に図や写真を加え、修正しました。
こちらをご覧ください。

最近、子どもの寝かしつけのとき、一緒に8時過ぎには寝てしまうことが多いです。部屋を暗くして一緒に横になっていると、睡魔がやってきて、バタン。 
子どもが寝た後、すぐ起きよう、起きようと努力はするんですが、なかなか。
今日はがんばって2~3時間後には起きましたが。 
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by yt-otenki | 2006-08-12 23:59 | お天気