北東北発 気象予報士&防災士によるブログ。忘れたころに、たま~に更新してます


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カテゴリ:大気光象( 28 )

環水平アークと22度ハロ

最近、全国的に大気光象が多く現れているようです。
22度ハロと環水平アークのセットものが、5/28と6/4の2回、見られました。
こういうのに出会うと、気分ははハッピー、ちょっと得した気分になりますよね!

大気光象を見たいかたは、「大気光象を見る会」のMLに登録してください。
下記アドレスへメールしてください。
join-halo_n-tohoku.aFtv@ml.freeml.com

大気光象が現れたらお知らせします!


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↑2015.6.4 大館市



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↑2015.5.28 大館市




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by yt-otenki | 2015-06-06 23:40 | 大気光象

大きな二重虹

今年の8月はすっきりしない天気で、不安定性降雨が多かったですね。
天気は晴れベースなのに、時々雨が降ったり止んだりの繰り返し。
こんな時は、虹を見る機会が増えます。
一日に何度も出たり消えたり。

日中は低い所に小さく見えていますが、日の入りの頃には特大サイズに。見ごたえたっぷりです!
明るいのが主虹、暗いのが副虹です。

撮影2014.8, 大館市 (1枚目の写真のみ合成)
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市立総合病院から虹が出ています。


〇せっかくなので、ちょこっと虹の科学!

(場所・大きさ)
虹の出る場所は太陽を背にしてその反対方向。対日点を中心に視半径40~42°(外側の赤色が約42°、内側の青色が約40°)です。 22°ハロ(日暈)の約2倍もあるので、その大きさに圧倒されます。
ただし、日中は太陽高度が高いので対日点は地平線のずっと下にあり、虹はあまり大きく見えません(山の稜線にかかる橋のように見えるタイプ)。これに対して、日没時は対日点が地平線付近にあるので、虹の大きさは最大になります。 

(季節・時間)
虹の大きさは対日点を中心として視半径が約42°なので、太陽高度が42°よりも高い時は見えません。

よって、虹を見ることができるのは下記のとおり(北緯40°の場合)、
・春分、秋分の日: 日の出~10時、14時~日の入り
・夏至の日: 日の出~8時、15時半~日の入り
・冬至の日: 日の出~日の入り(ただし降水粒子が液体の時のみ)

 ※夏の夕立、晩秋~初冬の時雨の時に、比較的見る機会が多いように思えます。


(なぜカラフルなのか)
太陽光はもともといろいろな色が混ざった白色。太陽光が、大気中を落下する雨滴(または浮遊する水滴)に入射するとき、光は屈折しますが、この屈折の度合い(屈折率)は光の色(波長)によって異なるため、水滴の外側から内側へ光が入る時と水滴の内側から外側へ光が出てくるときに、色毎に進む方向が変化します。よって、もともと白色だった太陽光が、赤、オレンジ、黄、緑、青のように分光して見えます。
(光が水滴の内側に入るとき屈折①→水滴内で反対方向に反射①→水滴の外側に出るとき屈折②

(二重虹)
虹が二重に見える場合、明るいほうを主虹、暗いほうを副虹といいます。主虹は水滴内で屈折2回、反射1回ですが、副虹は水滴内で屈折2回、反射2回です。このため、対日点を中心に視半径50~54°の大きさで虹が見えます。主虹に比べて幅が広く暗く見えます。

(なぜ環の部分だけが明るいのか)
光線が球面の水滴に入るとき、「ある特定の点」の付近から入射する場合のみ、水滴の外側へ光線が出る時、どの光線もすべて一定の方向に集中して進む性質があります。「ある特定の点」から離れた場所に入射する場合は、光線が水滴の外側へ出るとき、それぞれバラバラの方向に進みます。よって、球面水滴の、「ある特定の点」の付近から入射した光のみが、水滴の外側へ出るときに特定の方向に光が集中し強まって見えるので、明るい光の環が見えることになります。これが虹です。

(追いかけてもなぜ虹の足元に追いつけないのか)
光の環(虹)は、空間の特定の場所にある水滴から出てくる光ではなく、空に広く分布する無数の水滴の光を集めたものだからです。
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by yt-otenki | 2014-09-30 21:00 | 大気光象

秋の黄昏  Autumn twilight

Autumn twilight - the most mystical time of the day
I like this beautiful moment so much !

夕方のこの時間、たまらなく好きです !
秋の黄昏(薄明)の時間は夏や冬より短く、まさしく「秋のつるべ落とし」です。日没後、空の色が刻々と変化していき、これから何か物語が始まる、そんな予感を感じさせてくれる時間です。
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by yt-otenki | 2014-09-24 23:44 | 大気光象

フクロウと環水平アーク

今日は野生のフクロウに出会いました。家族全員初めての経験です。まばたきもしています。環水平アークも見れて、ラッキーな1日でした!
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by yt-otenki | 2014-05-25 21:23 | 大気光象

22度ハロ

春になって大気光象が見られるようになってきました。
今日は上層雲が広がり、明瞭な22度ハロです。環の内側が暗くなっています。

13日、14日にも22度ハロが出ていましたが、今日のものが、今年の大気光象の中で最も明瞭でした。
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by yt-otenki | 2012-04-16 22:20 | 大気光象

2011年の大気光象(まとめ)

日暈や虹などの大気光象って、どのくらいの頻度で出現しているの? という疑問に答えるために、大館で見られた大気光象をカウントしてまとめてみました。協力者の分も含めて、気づいたものだけをカウントしているので、実際の出現回数は下記より多いはずです。特に夜間の月光による大気光象はほとんど捕捉していません。

冬はほとんど見られませんでした。


2011年6月から12月の出現頻度

何らかの大気光象が見られた日数:42日
22度ハロ:25日(完全な環となっているもの11日)
22度ハロ(月):1日
幻日:6日
環水平アーク:4日
環天頂アーク:5日
上部タンジェントアーク:6日
下部タンジェントアーク:2日
虹 :6日(うち、二重虹は4日)
彩雲: 5日
120度幻日: 1日
幻日環: 3日
外接ハロ: 1日
光冠 :2日
月光冠:1日

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2011年8月7日の幻日環と22度ハロ
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by yt-otenki | 2012-03-23 23:59 | 大気光象

この夏の大気光象の回数

大気光象はどのくらいの頻度で見られるものなのか?
それを確かめるために、協力者とともに今年の6月から大気光象の統計を取り始めました。

と、言っても、一日中、空を見ているわけではありません。
「出そうな時」というのがあるので、そういう気象条件の時に、意識して空を見るようにしています。
正直、普通に生活していて見つけた回数ですので、見逃していることも少なくないと思われます。


結果)
下記は6/1~9/8の100日間に発現した各大気光象の日数です。

22°ハロ(内暈)      22日 (360度、環になっているものは9日) 
幻日              5日
外接ハロ           1日
幻日環            3日
120°幻日         1日
環水平アーク       4日 
環天頂アーク       5日
上部タンジェントアーク  3日
虹               3日 (二重虹は2日)
彩雲             3日
光冠             2日

と、こんな感じでした。

一番頻度の高い22°ハロ(内暈)は5日に1回程度見られました。
360°ぐるりと環になる完全なものは10日に1回程度でした。

虹は有名な現象ですが、出現時間が短いので、意外と遭遇することができません。
この夏は、7月8月はゼロで、9月に入ってから3回見ました。
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by yt-otenki | 2011-09-09 23:59 | 大気光象

環天頂アークと幻日が出現

先日の夕方、環天頂アークが出現しました(写真上方)。今年見た中で一番はっきりと大きく出ました。
逆さの虹のように見えるものがそれです。ちなみに下の半円はおなじみの22°ハロです。太陽中心は林の陰に隠れています。
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幻日も出ました。写真右下のスポット状に明るく見えるところです。林の少し上です。
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環天頂アークも幻日も上空に浮かんでいる氷晶の中に、形状が六角板であるものが多いと発現しやすいです。
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by yt-otenki | 2011-08-10 23:59 | 大気光象

マルティプル ハロ ディスプレイ 幻日環、環水平アーク、22°ハロ

8/7の昼前に幻日環、環水平アーク、22°ハロの大気光象マルチディスプレイが大館で見られました。

リングが二つ見えていますが、太陽のまわりの環がおなじみの22°ハロ、その上方で天頂をぐるりととりまいているのが幻日環です。約2カ月ぶりに出現しました。今回は太陽高度が高かったため幻日環の半径は22°ハロと同程度です。6月の出現時は太陽高度が低かったため、天頂をぐるりと大きくとりまく壮大なものでした。

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私の目には120°幻日らしきものがなんとなく見えた気がしたのですが、明瞭ではない(写真ではわからない)ので不認定としておきます(笑)。


環水平アークは、22°ハロの下方に薄く出ています。あまり明瞭ではありません。
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これらの大気光象は偏光グラスをかけるとよく見えます。必須アイテムですね!
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by yt-otenki | 2011-08-08 01:08 | 大気光象

光環(光冠)

半月ほど前に見かけた2重の光環(光冠)です。

光は波の性質を持っているので、氷晶、水滴、花粉などの微粒子にぶつかるとその後方に回り込む回折がおこり、長波長の色ほど大きく回折して大きな環になるようです。(赤系色が外側に)

また、微粒子の大きさによって環の大きさも決まり、粒が小さい程大きく回折し大きな環になります。もちろん、微粒子の大きさが揃っていれば、より美しい輝きとなります。

今回のは正円ではなく、下に行くほど環の半径が大きくなっているように見え、いびつな感じ。

雲の下端は蒸発により雲粒が小さくなっていると推測され、そのため回折が大きくなり、光環の下部だけ環の半径も大きくなっているのかもしれません。

太陽の近くは眩しくて眼を痛めるので、サングラスは必須。偏光グラスがいいようです。
今度は、月のまわりにできる月光環(月光冠)を見てみたいですね。

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by yt-otenki | 2011-07-24 23:59 | 大気光象