北東北発 気象予報士&防災士によるブログ。忘れたころに、たま~に更新してます


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矢立峠を境に青森県側が晴れ、秋田県側がくもり

22日は予報士会の幹事会があったため、ちょっとの間、大館から青森まで行ってきました。

大館は厚い雲に覆われ、ぽつぽつと微雨がこぼれてきていましたが、矢立峠を越えて青森県側に入るや否や、雲がとれ晴天に。
雲量1~2の気持ちのよい青空が広がっていました。


このように、峠を越えて、天気がセンセイショナルに変化することがあります。

大館から弘前に買い物に行かれる方も多いと思われますが、お出かけのときは、出発時の頭上の天気だけでなく、津軽の天気実況・予報もチェックすることをお勧めします。
大館で雨が降っていても津軽側は晴れていることもあります。
その逆もあります。


d0021097_12202372.jpg

↑4/22 12:00日照時間  気象庁HPより

4/22の日照時間 大館0.1時間、 碇ヶ関8.0時間、 弘前11.7時間
     最高気温 大館8.6℃、 碇ヶ関11.0℃、 弘前13.3℃


こういう違いは、TVなどでお目にする地上天気図を見ただけではわからないことが多いものです。
d0021097_12232257.gif

  
この気圧配置を見ただけでは、矢立峠の南北での天気の差は予測できません。当地域は等圧線が南北に走っているため、一見北成分の風が吹いて津軽側のほうが天気が悪いようにも見えるのですが、等圧線の間隔が開いている場合、実際の風は必ずしもこの天気図のとおりに吹いているわけではありません。

面倒でも、総観場の天気図だけではなく、可視の雲画像やレーダー画像、そして道路情報のライブカメラ等をあわせてチェックしておくとベターです。


矢立峠の天気界は、一般的には 下層の風向きによって左右されることが多いようで、風向が北系の場合津軽側で天気が悪く、風向が南系の場合大館側で天気が悪くなるようです。

アメダス平年値によれば、冬は津軽側で降水量が多いのですが、夏は逆転して大館側で降水量が増えます。7月の梅雨期は、大館では津軽側の2倍雨が降るようになります。
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by yt-otenki | 2006-04-22 23:12 | お天気