北東北発 気象予報士&防災士によるブログ。忘れたころに、たま~に更新してます


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北秋鹿角の冷え込みは北海道なみか!?

皆さん「冬日」という用語をご存知でしょうか。これは日最低気温が氷点下の日のことをいいます。
この日数が多ければ、その地方はある意味、冷え込む日が多いと言えます。

そこで、各地の冬日の日数を比較してみました。気象庁発表の平年値(1981-2010年の30年平均値)での比較です。これは私が出前講座をするときに必ず話題にするネタです。

秋田県内陸北部の冬日は年間130日程度です。
 鷹巣 128.2日
 大館 132.9日
 鹿角 138.6日

これを他の地方(近隣)と比較してみます。(以下、大館の数値で比較しますが)なんと、大館では、青森より27日、秋田より48日も多いのです。
かなり多いです。秋田のハワイこと「にかほ(象潟)」との比較にいたっては、大館のほうが78日も氷点下になる日が多いのです。随分と違うものです。
南北の違いより、沿岸部か内陸部かという点が大きく効いているようです。
また、盆地でとりわけ多くなる傾向にあります。米代川流域に東西に連なる盆地群では、花輪(鹿角)盆地>大館盆地>鷹巣盆地の順に冬日が多いです。
海から離れた盆地ほど、冷え込む日が多いことがわかります。
 青森 106.2日
 弘前 119.6日
 秋田 85.2日
 にかほ(象潟)55.2日
 横手 113.5日
 盛岡 123.3日

では、北鹿地方がどの地方と同程度に冬日の数が多いかといえば、それは北海道の沿岸部です。なんと、北海道最北端の稚内と同程度なのです。
そして、驚くことなかれ、大館は札幌より冬日の数が8日も多いのです。室蘭よりは23日も多い!
 稚内 131.5日
 札幌 124.8日
 室蘭 108.5日
 松前  87.2日

でも、これは沿岸部との比較であって、北海道の内陸部は冷え込みが別格です。十勝支庁の陸別では年間の半数以上の日で氷点以下になります。
 陸別 190.6日
 占冠 189.4日
 旭川 160.3日

ところで、東北地方でも、標高の高い盆地では岩手県の藪川のように、北海道内陸部に匹敵するだけ冷え込む地があります。テレビの気象情報でおなじみですよね。ただし、ここは標高が680mもあるので、他地方の平地との比較には適していません。参考までに掲げます。
 藪川 185.1日

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さて、北鹿地方がいかに冷え込む日が多いのかを説明してきましたが、では、北海道の冬が北鹿地方の冬と同じ程度の厳しさなのかと言えば、それは話が違ってきます。
次回は月別の違いについて見て行きたいと思います。


次回に続く(更新時期は未定)


















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by yt-otenki | 2014-11-27 22:15 | 生物・季節現象