北東北発 気象予報士&防災士によるブログ。忘れたころに、たま~に更新してます


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大鰐~碇ヶ関で局地的に豪雨

8日、北東北は寒気を伴った気圧の谷の影響により、全般に不安定な天気となり、青森~秋田県では、午前から昼過ぎにかけて対流雲による降水がありました。昼過ぎにはが、雨雲は東へ移動して、青森県では全域で雨があがったため、気象台は15:24に、大雨に関する青森県気象情報 第2号で、中南津軽でも大雨の恐れがなくなったと情報を出しましたが、19-21時ごろ、大鰐から碇ヶ関にかけて、突然、局地的に対流雲が発達して、豪雨となり、大雨・洪水警報が発表されました。

大鰐アメダス 19-20h 41mm >(1時間降水量過去3番目に多い記録)碇ヶ関アメダス 19-20h 34mm

概況
(アメダス地上風)
8日夕方の津軽平野は、北よりの風系で秋田・青森県境の山塊に向かう風が卓越。秋田県側は風が弱く無風のところが多い。

(上空850hPaの風、湿数 8日21時)
秋田: NE, 6knot, 湿数2.2℃ 
三沢: NW, 8knot, 湿数1.5℃

(上空500hPaの風、湿数 8日21時)
秋田: NNE, 17knot, 湿数23℃ 
三沢:  N, 16knot, 湿数34℃


このような局地性の高い豪雨は、いつ、どこで降るか、ピンポイントで当てることはほぼ不可能です。雨の降り始める数時間前の17時発表の分布予報(18-21時)でも、この雨については予想されていませんでしたし、府県予報でも、雨の可能性には触れていたものの、十分な表現とはなっていなかったようです。警報を発表するほどの局地的豪雨は、想定外だったと思われます。

ピンポイントで発達した積乱雲の群れの位置や強度を数値予測することが難しいときは、レーダーエコー図やナウキャストで雨雲の流れや発達具合を追うしかありませんが、それでも油断は禁物です。

なにせ、今回のような局地性の高い場合は、雨雲は突然、急激に発達して、狭い範囲に激しい雨をもたらすのです。気を緩めている間に、突然エコーが真っ赤になっていたりします。

大気の状態が不安定なときは、頻繁にレーダ画面をチェックです。

渓流釣りなどにでかけるかたは鉄砲水に注意が必要です。
局地性が高いので、頭上で雨が降っていなくても、上流に降った豪雨の影響で、いきなり濁流とともに水位が上昇することがあります。

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by yt-otenki | 2005-08-08 21:00 | お天気