北東北発 気象予報士&防災士によるブログ。忘れたころに、たま~に更新してます


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顕著な内暈(22度ハロ)出現

6月29日正午ごろ、顕著な日暈が出現しました。
今回の日暈は、太陽を中心として視半径22度のところ現れる内暈(22度ハロ)です。

これはもっともよく出現するタイプの日暈で、私は年に数十回くらいは見かけています。
ところが、今回ほどはっきり、くっきりと出現し、輪の内側が暗くなっているのを見たのは生まれて初めてでしたので、ご報告します。

日暈は、上層に薄い雲(氷晶で構成されている)が広がるとき、その氷晶で太陽光が屈折(色により屈折率が異なる)し、太陽光に含まれているさまざまな色が分離して、出現するものです。

観天望気としては、暈が出現すると天気は下り坂に向かうことが多く、天気が崩れる予兆として知られています。今回もその後天気が崩れました。



写真1枚に収まりきらない大きさです。
d0021097_23422426.jpg

d0021097_2343427.jpg


写真2枚に分けて撮影し、合成してみました。
d0021097_23433693.jpg


下の方には、短いですが、水平にうっすらと虹色の帯が見えます。これは環水平アークの一部であるかもしれません。環水平アークであれば、条件がよければ方位角にして最大108度まで広がり得ます。環水平アークでないとすれば、外暈(46度ハロ)の一部である可能性もあります。今回は、ほんの一部しか見えませんでしたので、どちらかの判断はできませんでした。

d0021097_2344352.jpg

d0021097_23473652.jpg



大気光学現象の場合、出現する場所はほぼ決まっています。あらかじめ知っていると、すぐに探すことができて便利です。

内暈:太陽の位置を起点に視半径22度の同心円
外暈:太陽の位置を起点に視半径46度の同心円
幻日:内暈と、太陽の中心を通る水平線との交点
タンジェントアーク:内暈と、太陽の中心を通る鉛直線との交点
太陽柱:太陽の中心を通る鉛直線上
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by yt-otenki | 2010-06-30 23:59 | 大気光象